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お茶の淹れ方(第2回 水とお湯)

お湯を冷まして淹れる。

これはお茶を楽しまれる方ならよくご存知のことでしょう。

では、一体何度で淹れるのか?
だいたいどうやって計るのか。
お水は水道水がよいのか、ミネラルウォーターがよいのか。

などなど。

疑問は尽きないところでしょう。

正直なところ絶対的な答えはありません。
最後の逃げは「お好みで」ということになります。

しかしそれでは話が終わってしまいますのでうちではこうしているという例として書かせていただきます。

1 鉄瓶最強!

お湯を沸かすのに鉄瓶を使うことでこれほどお湯を美味しくなるのかと驚きます。
鉄瓶がなければポットのお湯でも構いません。
鉄瓶についての詳しい話はまた後日。

2 水道水でよい

水を買ってきてペットボトル入りの水をいくつも試してみましたが水道水より美味しいとは感じませんでした。
蛇口から出てくる水は空気がたくさん含まれて新鮮なのでこちらの方が汲んでから長い時間が経った水より良いような気がします。
ただし、しっかり沸かしましょう。
石灰分やマグネシウムなどが多い硬水では少々お茶の味や色が出にくい傾向にあります。
最近では浄水器をつけているところも多いと思いますのでうまく利用すればよいでしょう。

3 冷ましたければ水を差す。

お茶を淹れるのにお湯を冷ます時間がもったいないという方がおられますが沸騰したお湯に少し水を差せばお湯の温度を簡単に下げることができます。
各種お茶に適したお湯の温度は後日。

つまり、お湯に関してはいつものようで構わないということです。

飲みなれた水が一番。

鉄瓶とお茶

京都で濃茶が飲めるところ

昨日お越しいただいたお客様は濃茶を飲みたいとお越しいただきました。

きっとうちの店にたどり着くまでに随分と時間がかかったことでしょう。

確かに「濃茶 京都」と検索しても飲める店がそんなに出てくるわけではないようです。

もちろん、うちの店などなかなか出てきません。

ところで濃茶とはどのようなものかと言いますと、
普通のお抹茶の倍の量のお茶と少量のお湯で練ったものです。
濃茶
これを飲みます。

茶道の世界では一つの茶碗を回し飲みするのはこのお茶のことです。

濃茶は高級なお茶を使います。
濃茶は苦味も少なく、香りも色もよくないといけないからです。

皐盧庵では通常2種類の濃茶を飲むことができます。
季節によっては他に2種類合計4種類の濃茶を召し上がっていただくことが可能です。

皐盧庵茶舗のメニュー

昨日のお客様は初めて飲んだ濃茶が薄茶より美味しかったと言ってくださいました。
たいへん光栄なことです。

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プレゼントがもらえるキャンペーン!

こうろあん茶舗はとても静かなところにあります。

静かなところは歩く人も少ないということにもなります。

静かでゆっくりしていただけるという点においては良いのですが、人が少ないというのは結構な弱点です。

そこで!

店を知っていただくことが重要とのご指摘もいただき、
Facebookとトリップアドバイザーにいいね!や口コミをしていただいた方に心ばかりのプレゼントをするキャンペーンを始めました。

Facebookの皐盧庵茶舗(こうろあんちゃほ)のページ

いいね!をしていただいた方100円OFF

トリップアドバイザーの皐盧庵茶舗のページ

口コミをしていただいた方に無農薬ほうじ茶50gを進呈

いずれも1回限りで手渡し、店頭での割引が基本となります。
遠方の場合はご相談させてください。

すでにたくさんのいいね!を頂き、応援していただいて本当に感謝しております。
これからもよろしくお願いいたします。

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皐盧庵の日常

朝の日課は4畳半の茶室に炭で火を入れ鉄瓶でお湯を沸かしお茶の用意をすることから始まります。

炉は暖房の、火にかけた鉄瓶は加湿器の役割も果たしていますのでお客様がお越しになった時には暖かく過ごしていただけるようにします。

近年お茶は健康に良いなどと言われるようになりました。

私が思うお茶の効果の一番は世の中の喧騒から離れリセットできるということではないでしょうか。

茶室に入り、静かにお茶をいただくことで一瞬でも忙しさや煩わしさを忘れることができるのです。

いつでもお迎えできるようにお客様が来ても来なくても毎日炭を熾し、お湯を沸かして茶室にお茶の用意をしています。

作法を知らなくてもお一人でもかまいません。

どうぞふらっとお立ち寄りください。

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茶碗が!

割ってしましました。

皐盧庵茶舗オリジナル鳥獣戯画抹茶碗。

開店の時に作っていただいたお気に入りの初号機だったのに…

割ったときは忙しかったのでさっと片付けましたが、
今頃になってじわじわと寂寥感が。

このまま捨てるにはもったいないというか忍びない。

こうなったら継ぐしかない!
漆と金で金継ぎをすることにしてこれから金継ぎを勉強します。

茶碗が!
茶碗が!

お茶の淹れ方(第1回 お茶の保存)

お茶の淹れ方が難しい、うまく淹れられない。

こんなお話をよく耳にします。

正直なところ、毎回同じように美味しくお茶を淹れるということはお茶を生業にしている私でも難しいです。

お茶を淹れるというのは料理や習い事と同じで慣れ、学習、習得が必要です。

一つの例外はいい材料(お茶の葉)を手にいれることです。
これなら熱湯で淹れても美味しいはずです。

美味しいお茶を楽しんでいただくためにまずはお茶の保存についてお話ししましょう。

さてお茶は乾物ですので湿気を嫌います。
買ってきたときは密封され窒素や脱酸素材などが入っていますが開封すると空気中の湿気を吸います。

湿気を吸うとお茶は質が落ちていきます。
まずは保存に気を使い、密封を心がけることが大事です。
最近のお茶はアルミパックに入っていることが多いので使ったら空気を抜いてシーラーで圧着するのが一番です。

そして冷蔵庫で保存します。冷蔵庫は食品の香りの宝庫です。
お茶はその食品の香りを吸い込んでしまいますので、ジップロックのようなものに入れてしっかり封をするのがいいでしょう。
もちろん茶缶でもよいのですが、最近の茶缶はかしめているだけなのですき間から匂いや湿気を吸うかもしれませんので注意が必要です。

では冷凍庫は?
未開封であれば冷凍庫もよいでしょう。ただし、開封するときは常温に戻してからにしましょう。
冷凍庫もにおいがないわけではないので念のためジップロックに入れるのがよいでしょう。

まとめ
温度管理が大事(冷蔵庫保存が基本)
湿気は大敵 ジップロックまたはシーラー
におい移りに注意

最後に。
開封したら早めに飲みましょう。

開店3周年御礼

3年前の日、皐盧庵茶舗は開店しました。

3年を通過することができましたこと、皆様に御礼申し上げます。

今日はすこし自慢をさせてください。

一、皐盧庵でお茶を飲んでいただいたお客様のほとんどが「また来ます!」と言ってくださいます。(これが一番の自慢です)

一、お茶会などで偶然一緒の席になったお客様同士が終わる頃にはとっても仲良くなっていたりします。(まさに一期一会)

一、皐盧庵のお茶の質は年々良くなっています!(少しだけお茶のことがわかってきたのかもしれません)

一、売上も年々上がっています。(最初が底だったので)

一、ご近所の方に何の店か認知してもらえるようになりました!

 

さて、

京都にお越しになった方に京都らしい体験をしていただきたい、農家が丹精込めて作った本物のお茶を楽しんでいただきたいとの思いから店を開けましたが開店当初はなかなか思うようにはいきませんでした。(今も決して順風にいっているわけではありませんが…)

1年目は1週間ずっとお客様が来ない日もありましたし、お客さまに来ていただくためにはもっと価格や敷居を低くして今風のカフェにするべきかとも考えました。

幸い私の不埒な揺れは揺れるたびごとに周りの皆様に一蹴され、3年目にしてようやくこれでいいと思えるようになりました。

おかげさまで今年はじめて大徳寺のお茶会でお茶を使っていただくこともできました。

多くの外国人のお客様にお茶を提供できる栄誉にも預かっています。

少しずつですが近所の方にもお茶をお買い求めいただくこともできるようになりました。

なにもかもすべてまだまだですが、3年の間に少しだけ前に進むことができました。

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また新たな気持ちでスタートを切るためにのれんを新調しました。

今後とも皐盧庵茶舗をよろしくおねがいいたします。

 

 

 

 

 

 

 

熊に遭遇!

個人的なお話で恐縮ですが、夏休みの旅行中に熊に遭遇しました。近所ではありませんので念のため。

遭遇したのはツキノワグマの親子でした。

旅館から露天風呂に行こうと外に出たところ2メートルほど先に熊が現れたのでした。

母熊も最初は小熊かと思うほどに小さく、小熊はぬいぐるみのように小さくてかわいかったのであまり恐怖は感じなかったのですが、タイミングが悪ければ大けがをしていたかもしれません。

畑では鹿、イノシシ、猿、たぬきには会うことはよくありますが、熊に出会ったことはありません。

ですのでいつも何気なく畑仕事をしていますが、機械を使わないときはラジオや音のなるものを用意しておいた方がよいのかもしれません。

 

 

 

講座を開きます。 於:京都新聞文化センター

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京都新聞文化センターにおきまして講座を開くことになりました。

茶香服(ちゃかぶき)は飲んだお茶を当てる遊びです。日本茶の淹れ方を一緒に学んでいく上で飽きずに、しかも上達にはそれなりの時間を要するものをと思い、茶香服を選びました。

6回程の講座ですが、繰り返し行いますので続けていればどんどん上達していきます。

お茶の種類だけでなく、栽培方法、産地、地質、気候、摘採時期、好みなどお茶の世界はまだまだ奥が深く、鑑定方法、善し悪しなどワインのように統計だてたものがありません。

講座にお越しのみなさまと一緒にお茶について少し知って頂ければと思います。

 

 

 

オンラインストアリニューアル!

オンラインストアリニューアル!

ウェブショップをリニューアルしました。

変わった点は
1 すべての商品をオンラインでお買い求めできるようになりました。

2 決済にクレジットカードもご利用できるようにしました。

3 送料をできるだけ抑えました。

リニューアルを記念しまして、オンラインショップでお買い求めのお客様先着10名様に皐盧庵オリジナル手ぬぐいをプレゼントいたします。

ショップページをご覧頂いてご感想(見やすさ、使いやすさ、不具合なども含めて)を頂いた方から抽選で5名様に無農薬煎茶50gを差し上げます。

ご感想は皐盧庵茶舗へメッセージまたはメール(info@kouroan.com)
にてお願いいたします。

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http://shop.kouroan.com