抹茶とは、、


抹茶臼

抹茶とは、碾茶を石臼で挽いたもの。

碾茶とは、茶園に覆いをして20日以上日光を遮って育てて摘んだ一番茶。

これも確かな定義というわけではないようです。

石臼の代わりに粉砕機を使って粉にしたものも抹茶って言いますし、碾茶にも2番茶があり、秋に摘んだものを秋碾といってこれを粉砕したものですら抹茶となる可能性があります。

さらに覆いをしていない煎茶の1番茶を粉砕したものを抹茶と言うようになるかもしれません。

世の中がどのように変わり、求めらるものが変わったとしても残したいものがあります。

それは「名前」ではなく「昔からある本物」ということです。

「抹茶とはなんですか」と尋ねた時には、

「緑が鮮やかでなんともいえない香りがして飲んで美味しいもの」と答えてもらえるように。

まだまだお茶に関して未熟な私が言うのもおこがましいことではありますが、

未来の人たちにちゃんとしたものを残してあげたいと思うのです。