2012年から4年が経過しました。
茶園の見た目のみすぼらしさは相変わらずですが、
収量は安定して少しずつ肥料の量も増やすことができるようになりました。通常の茶園と変わらないくらいに。
2016年5月の無農薬の茶畑
この頃になると海外でも抹茶というものが認知されるようになり、Matcha(マッチャ)という言葉も普通に使われるようになりました。
そうなると、海外のほとんどのお客様から無農薬の抹茶はないのか?というご質問が来るようになります。
そこで、一つの賭けに出ることにしました。
今まで煎茶を作っていた畑を碾茶にしてみることにしたのです。
碾茶は約1ヶ月陽の光を遮ることによって緑を濃くし、うま味を強くしますが、果たしてこの畑は1ヶ月の遮光に耐えられるのでしょうか。
続く