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無農薬の抹茶について その2

無農薬の抹茶ができるまで

現在、無農薬として栽培している畑は3つ。
そのうち一番期間の長いものが抹茶になる碾茶(てんちゃ)の畑です。

その畑を借り受けたのが2011年。
翌年の2012年は普通に摘み取りをしました。そしてその年から無農薬の畑にチャレンジすることにして一度株元までお茶の木を切り落とし、再生を試みたのです。

そこからはなかなか思うようにはいきませんでした。

枝や葉を刈り落とされ、おまけに無農薬にして虫に食われてしまうのですからうまく成長してくれません。

2年後にようやくそれなりの形になってきました。

2014年6月1日の無農薬栽培の畑の写真

ただ、肥料をたくさんやりたくても木に吸い上げる力がなく、少しの肥料も草にとられるばかりですぐに茶畑が草原になってしまう有様でした。

続く

無農薬の抹茶について その1

これから何回かに分けて無農薬で抹茶を生産するということについて書きたいと思います。

今回はよくある疑問について。あくまでこうろあん目線ですが。

1.無農薬の抹茶を作ることは難しい?
2.収量が減る?
3.無農薬の抹茶は美味しくない?

Q1.無農薬の抹茶を作ることは難しい?
栽培自体は難しくはありません。手間がかかるというだけです。
ただ、虫や病気が大発生した時にお茶の木が枯れる、1番茶が採れないというリスクはあります。

Q2.収量が減る?
無農薬にして5年ほどは通常の茶園の半分くらいに収量が落ちました。
6年を過ぎてからは8割程度まで回復し、今では多い年では120%くらいになる年もあります。

Q3.無農薬の抹茶は美味しくない?
うちの無農薬の茶園は通常の茶園よりもしっかりと肥培管理をしています。
菜種油かす、魚、肉など有機肥料のみを使ってうま味のあるお茶を作っています。
ずばり、美味しい無農薬の抹茶を作ることも可能です!


無農薬抹茶の畑

炉開きと茶壺口切り

ずいぶんと久しぶりの投稿となってしまいました。

さて、皐盧庵茶舗は10月31日を境に5年目に入る事ができました。
それもこれもすべて支えていただいた皆様のお蔭と感謝申し上げます。

さて、旧暦の10月、は亥月といいます。今の暦では11月です。

亥月の亥の日に茶室の炉を開き、火を入れます。これが炉開き。
炉開き

イノシシは子だくさん、そして火を消すので火事が起きませんようにとの願いが込められています。
そして、炉開きで出てくるのが亥の子餅。徹底してイノシシ押しです。

この炉開きに合わせてお茶壺の口を切り新茶を味わって今年も良いお茶ができたことを祝うのが口切です。

茶壺の入った桐箱の蓋の裏に茶入日記というものを貼り付けます。
口切

茶壺の中には紙の袋に入った濃茶とその周りを薄茶の葉で埋め尽くします。
封印された茶壺の蓋を開け、お茶の葉を皆で見てまた今年も新茶が飲めることを喜ぶのです。
大切な人や仲間と季節の移ろいを楽しみ、再び集まれたことを喜ぶ。
お茶はそんなことのためにあるのかもしれません。

シーズン到来!

3月に入り、いよいよ暖かくなってきました。

ここからは天気のことがとっても気になります。
気温はどうか、雨降りは(日照時間含む)、霜が降りないかなどなど。

暖かくなると店としては人通りも増えお越しになるお客様も増えるのでとってもありがたい。
しかし、反面、またこのシーズンが来てしまった。という思いもあります。
なぜなら、畑が忙しくなるからです。
茶の最盛期ともなると朝は早いし、動いたら暑いし、体のあちゃこちゃ痛いし、たいへんです。
にわか茶農家の私ですらそうなのですから、たくさん畑を持っている茶農家さんは本当にたいへんです。

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今の時期何をしているかというと肥料をまいています。
仕事としてはかなり遅い。
ほんとはもっと早くしたかったのですが、定休日の火曜、水曜がなぜか天気がよくないので。
使っているのは菜種油粕、にしんの粉(魚粉)。
これら有機肥料は緩行性といってゆっくりお茶に効いてくるので早めにあげておく必要があります。

それにしても。
あ〜、紫野の原料を茶冷蔵庫に取りに行って抹茶挽かないと。
確定申告の書類も書かないと。
嵐電茶会の用意もしないと。
仕事は山積みである。

ねこでいい。手を貸して!
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